明治大学経営学部
平屋ゼミナール
Hiraya Seminar of Accounting and Research
大学は科学するフィールドです。かけがえのない仲間と未知の世界に飛び込みましょう!
価値創造は大変な作業ですが,それが次第に快感に変わります。ランナーズハイのように…
活動内容
Welcome to Hiraya Seminar!
平屋ゼミナールでは,オルタナティブデータを用いたデータサイエンスに取り組んでいます。2020年度より2年タイプのゼミになりますが,ゼミ活動は2年次の夏合宿からスタートします。「明治大学経営学部に入学したけど何も頑張っていないな…。仲間と切磋琢磨しながら何かに真剣に打ち込みたいな…!」と思っているあなた!是非,平屋ゼミナールへ!
ゼミで得られるもの
ゼミナールとは"精神と時の部屋"です。2年(実質は2年半)という限られた時間のなかで,
あらゆるものをしっかり身につければ,確かな成長を実感することができます。
Accounting×Data Science
科学にふれる
平屋ゼミでは,オルタナティブデータを用いたデータサイエンスに取り組んでいます。オルタナティブデータのうち,財務データといえば企業の売上高や利益などの定量データです。他方で,非財務データとは金額では表すことのできない定性的なもので,経営戦略,ガバナンス,リスクなど多岐にわたります。近年,非財務データが重要視される背景には,ESGやSDGsが示すように人口,環境,気候変動といった地球規模の課題が顕在化していることが挙げられます。私たちもこうした課題に向き合い,社会に貢献する研究にチャレンジします。
私たちの目指す"GREAT"
目標達成をめざす
平屋ゼミでは以下の5つのキーワードを掲げ,それを"GREAT"というひとつのコンセプトとして大切にしています。
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Global → 海外企業の訪問調査
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Research → 研究論文の作成
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Evidence → 証拠基づく提言や議論
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Accounting → 会計学の修得
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Team → チームの設計と貢献
※新型コロナウイルス感染症の影響により,2020年度以降の海外企業の訪問調査の実施をすべて中止しています。なお,国内での合宿は再開しています。
専門知識と研究能力の習得
確かな知識を身につける
平屋ゼミは,経営学や会計学を基礎としたデータサイエンスを行います。とりわけ,会計学に対する理解は必要不可欠です。わが国の会計制度のみならず,国際的な観点から国際財務報告基準(IFRS)への理解を深めることが,これからのビジネスフィールドで活躍する人財にとってはとても大切なことです。
経営学部生ですから,日商簿記検定(1or2級)の取得や取り組みは各自の判断で行うものです。それ以上に,経営学や会計学の理論をいかに深く理解し,皆で一緒に議論したり考察できるかという点をとても大切にしています。
ゼミの理念と歴史
ヒトを幸せにするために
平屋ゼミの理念は,「己の価値と能力を向上させ,さらには文化・国籍・宗教・思想など様々な差異を超え,友情,連帯感,公平・公正,互いを尊重する精神をもって理解し合うことで,人類の幸福の実現に貢献する人財を育成し輩出すること」です。
子どもの頃は,自分が研究と教育に携わる仕事につくとは思っていませんでした。経験を積むうちに,知識を発見することやそれらを皆と分かち合うことは何より楽しいことに気づきました。2013年に敬愛大学で平屋ゼミがスタートし,3期まで担当しました。短い期間でしたが,敬天愛人の精神,尊敬する先生方・職員の皆さま,そして素晴らしい学生と触れ合うことができました。私にとってはかけがえのない財産です。
そして2016年,明治大学で平屋ゼミがスタートしました。敬愛大学で培ったものは明治大学へと引き継がれています。大学教育において,学生がみずから真理を探求すること,なぜだろう・わからないと思うことに立ち止まって思考すること,問題解決のためにすすんで行動する勇気をもつことはとても大切だと考えています。そして,それが自分のためだけでなく,他人を幸せにすることだと気づいたとき,人間は大きく成長するということは学生から教わりました。ゼミを通して学生が成長する姿をみるたびに,非常に頼もしくそして微笑ましく思います。不確実で混沌とした世の中を優しく温かな光で照らす,そんな人財として世界に羽ばたいてほしいと願うばかりです。
平屋 伸洋